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業者に任せっきりにしない

宝飾品の買い取りで一番苦労するのは業者を選ぶことです。しかし、業者選びが終わったからといって安心してはいけません。

買い取り業者が決まると買い取り査定を業者に任せきりにしてしまう人がいます。しかし、高額買い取りを期待するのであればその業者と一緒に査定を進めていくことが大切なのです。買い取り査定の時は業者に色々確認することがあります。

重量をごまかされないようにする

例えば貴金属の買い取り価格は「重さ×グラム単価」で決まります。この時、お客様(査定依頼主)の見ていないところで買い取り品の重さを誤魔化される可能性があります。店頭買い取りの時、業者が査定依頼品を店の奥に持っていって重さを量る場合は要注意です。

買い取り品の重さをお客様の見ている前で計る業者を選ぶようにしましょう。また事前に自分で重さを計っておくことも有効です。0.1g単位で計れるデジタル計量器が数千円で買うことが出来ます。

手数料を確認する

最近は手数料無料の業者が増えてきましたが、中には手数料を取る業者もまだ存在します。手数料無料の業者でも料金がかかる可能性のあるのは以下の物になります。

①買い取りキャンセルの時の査定料
②宅配買取キャンセルの時、買い取り品を返送するときの送料
③宅配買取の時の運送保険料
④買い取り料金が振込になった場合の振込手数料

以上の物が無料になるか有料になるかこと前に業者に確認するようにしましょう。

貴金属は溶解時に目減りする

買い取られる貴金属の約80%はそのまま再販することが出来ないので、溶解されてインゴット(延べ棒)にされます。買い取り依頼が多いのはジュエリーが3兆円市場だったバブル期のものですが、その頃のデザインは今よりかなり劣るからです。特にキヘイネックレスは一時期安値で投げ売りされていたのでかなり人気が落ちています。

そして貴金属を溶解して再精錬するとき100%回収することが出来ないのです。例えば18金なら金の含有量は75%ですが、実際に回収できる金の量は最大で貴金属全体の74.7%になります。

さらにジュエリーはろう付け(溶接)に使用する金属も含まれているので実際には74.5%以下になることもあります。つまりその目減りする部分を買取価格から差し引かないと、業者の経営は成り立たないのです。
しかし、実際に目減りするより大きく差し引こうとする悪徳業者も存在します。買い取ってもらう貴金属が再精錬の時、どの程度目減りするかを確認することが重要です。

宝石の買取価格を確認する

ジュエリーは宝石と地金(貴金属)から出来ていますが、どちらにいくらの買取価格が付くかを確認する必要があります。
最近は金の価格が高騰しているので業者は貴金属の買い取りを望んでいます。それで貴金属買い取り業者は宝石には値段を付けずに貴金属のみに値段を付けることがあります。宝石を含むジュエリーを買い取ってもらうときは必ず宝石についた買取価格を確認しましょう。もしかしたら宝石についた値段は0円かもしれません。

宝石の買い取り査定は必ず目視にて行う

業者に電話で買い取り依頼をするとき、電話の中で査定をすることもあります。自分の宝石の特徴を口頭で業者に伝えるとだいたいの値段を出してくれます。しかし、宝石の特徴は実際に見てみないと分からない所もあります。電話での査定は一つの目安にしかなりませんので実際に目視で査定を行うと、電話査定の時と値段が大きく違うこともあります。宝石の買取価格は実際に見てもらうまで分からないと思って下さい。

宝飾品の買い取りで損をしないためには、査定の時に疑問に思ったことは業者に積極的に確認して下さい。小さな気づきから買取価格を大幅にあげることができるかもしれません。